2023 明治大学付属八王子高等学校 数学講評

目次

大問1 小問集合

(1)文字式の計算。
マイナスの分配に気を付けて丁寧に処理しましょう。

(2)式の値。
途中式の書き方は自分の型をもっておくとミスが減りますね。

(3)因数分解。
和と差の積から処理すれば共通因数である(a-1)が見つかりますね。

(4)平方根の計算。
これは問題ないでしょう。

(5)2次方程式。
20の平方数までは確実に覚えておきたいですね。

(6)絶対値。
絶対値の処理は不等号を使うようにしましょう。「以上・以下」と「より・未満」に気を付けて。

どれも基本レベルですから死守したいですね。

大問2 小問集合

(1)平方根の利用。
典型問題です。問題ないでしょう。

(2)場合の数。
「少なくとも」ではありますが、余事象ではなく場合分けをして計算していく方が良さそうですね。

(3)関数。
2次方程式を解いて代入するだけですね。

(4)2次方程式。
二つの解から2次方程式を作り、最後に係数が3になるように3倍してあげましょう。

(5)相似。
これは準拠ワークに乗っているレベルですね。問題ないでしょう。

(6)円周角の定理。
これも特に悩むことはないかと思います。

(7)円周角の定理の逆。
円に内接していることに気づければFが円の中心だと分かり、
円周角で答えをまでたどり着くことができます。

(8)面積。
これは少々難しいです。
直径になるクリティカルな補助線に気づけるかどうかですね。

(8)以外が取れれば上出来でしょう。

大問3 資料の活用

(1)は問題ないでしょう。

(2)も平均値から合計が分かり、中央値から条件を絞るだけですね。

ぜひ完答したい大問です。

大問4 関数

(1)は問題ないでしょう。

(2)も正方形をつくると言われた時点で、座標を置く典型問題だと気づいた人が多いと思います。
特に難しい過程もありませんので、ここは落としたくありません。

大問3に続き完答を狙いましょう。

大問5 立体図形

最後の大問ですが、今回の出題の中では一番の難問です。

(1)から対称性に気づき、面を切り出して三平方、相似を使うといった複数の工程を必要とします。

(2)はさらに相似、三平方のオンパレードですね。答えもあまり綺麗な数にはなりません。

試験時間も考えると、(1)が取れれば上出来ではないでしょうか。

まとめ

合格者平均:65点

大問2(8)、大問5(1)、(2)と落としても80点以上ですから、取れる部分で稼ぐことが大切です。

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